製品詳細
タジマTMBR-SCシリーズは、TMBP-SCにデジタルコントロール布押え「DCP」を搭載したハイスペックモデル。DCPは厚い生地、革、縫製の折り目など、刺しゅう時に発生する生地の「ばたつき」を極限まで抑え、刺しゅうを安定化させる機能です。また、DCPを応用したマルチコード装置にも対応します。
タジマ初の18色対応で豊かな表現を

18色の糸をあらかじめ用意しておける為、糸の立て替え頻度を減らすことができます。また細かな色合いやグラデーション、また質の異なる糸を組み込んだ刺しゅうの表現ができます。
厚い生地を確実に押えるデジタルコントロール布押えDCPを搭載
DCP によって刺繍時の生地の「ばたつき」を軽減しました。特に厚い生地や薄い生地、縫製された生地の折り目などを刺繍する場合に有効です。

生地の「ばたつき」とは?
刺繍時に生地が持ち上げられる事で「ばたつき」が発生し、目飛び、糸切りミス、刺繍の乱れの原因となります。

DCP は布押えを生地の厚みに合わせて最適な高さに設定する事も可能です。技術者によって行われていた作業が簡単に設定出来るようになりました
※DCPはDigitally Controlled Presser foot の略称です。
マルチコード装置2(オプション)

自動色換え6色コード装置。デジタルコントロール布押え(DCP)が素材に合った力とタイミングで抑えることで、素材を的確に縫い止めます。
刺しゅう位置調整機能
刺しゅう物に対して、刺しゅうのラインを「揃える」機能です。枠はめをしたときに傾きがでた場合、操作パネルで刺しゅうの傾きを変えて補正することができます。特に完成物へ刺しゅうする場合に役立ちます。
刺しゅう物に合わせて高度な設定もできる
デジタル布押えDCPは生地の厚みに合わせて布押えの高さを操作パネルで調整可できます。また、タジマの推奨する刺しゅうソフトウェアTajima DG by Pulseにて、刺しゅうデザインに設定することも可能です。DCPは刺しゅうが難しい革や、繊細なシルク、キルト生地、3Dフォームなどに効果を発揮します。
主な仕様
機種 | 針数 | 1頭当たりの刺繍範囲 (縦×横) |
テーブル寸法 タテ×ヨコmm |
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原反枠 |
ワイド帽子枠 | 帽子枠 | 袋物枠 | ポケット枠 | |||||||
TMBR-SC | 6 | 12 | 15 | 18 | 360×500 | 75×360 | 83×180 | 360×500 | 65×100 | 100×75 | 765×870 |
針数 | 6針,12針,15針,18針 |
回転数 | Max.1,200rpm |
刺しゅう範囲(袋物枠) | 360㎜ × 500㎜ |
刺しゅう範囲(帽子) | 75㎜ × 500㎜ |
重量 | 95kg |
消費電力 | 最大160W |
電源 | 単相 100-120V,200~240V 50Hz/60Hz |

メーカーオプション
ビーズの複雑な縫い付けを自動化。速い縫い付けスピードと均一性で圧倒的な生産性を実現

小径から大径、異形や偏芯シークインを刺繍する装置

スタート位置を合わせる際、生地で隠れた針穴の位置をLEDライトで点灯表示することで、常に針の位置を確認する事が可能

針元を明るく照らし作業性向上

オペレーターの安全性を考慮し刺繍ヘッドに近づくと縫いの作業が停止する安全装置
オプション
刺しゅう枠オプション

(360mm×500mm)
対象物:Tシャツやトレーナー、ユニフォーム

(75mm×360mm)
対象物:帽子
帽子の周囲270°までの刺繍を可能

(360mm×500mm)
対象物:ワッペンや置縫い等の通常刺繍

(50mm×30mm)
対象物:靴下、リストバンド

(80mm×120mm,
110mm×140mm,
140mm×200mm)
対象物:エナメルバッグ、トートバッグ
製品を簡単に枠に固定。刺繍作業の生産性が向上

(90mm×30-256mm)
対象物:ポケット、帽子、靴
製品のサイズに合わせて枠サイズ(挟み幅)を調節

(100mm×75mm,
65mm×100mm)
対象物:Tシャツの袖、ポケット、帽子

対象物:ポーチ、トートバッグ

対象物:大型の旗や店舗のオーニング、ドレス、スポーツ用のジャージ、テーブルクロス、カーテン、家具