製品詳細
タジマTLMXシリーズは、ヒーター線の縫付けが可能な革新的コンビネーションマシン。豊富な素材を確実に縫い止める、数々の最先端技術を搭載。高速回転で安定した縫いを実現しました。一台につき最多16枚が同時に生産可能となるので、製造原価の削減ができます。生産効率を高めるさまざまなオプションによる自動化作業が、従来作業の前後に発生していた工程をも簡素化し、生産効率を高めます。
豊富な素材を確実に縫い止める、数々の最先端技術を搭載。高速回転で安定した縫いを実現しました。
多頭による大量生産
一台につき最多16枚が同時に生産可能となるので、製造原価の削減ができます。
工程の簡素化
生産効率を高めるさまざまなオプションによる自動化作業が、従来作業の前後に発生していた工程をも簡素化し、生産効率を高めます。
高い再現性

コンピュータ制御されたヘッドや枠が、自動且つ正確にヒーター線を縫いつけ、その縫付ピッチは、ヒーター線素材の径に併せて選択可能です。 従来では図面通りに作業することが困難であったコーナー部についても正確な再現が可能であるため、製品ごとの長さや抵抗値のばらつきが少なくなり、作業の精度が高まります。
簡単な柄作成

専用柄作成ソフトウェア”DG by PULSE”が、あなたの柄作成を強力にサポートします。
汎用アプリケーションで作成した既存データも、”DG by PULSE”に取り込むことにより、簡単にステッチへの変換や編集作業が行えます。
素材の多様化
ヒーター線の太さに合わせたアタッチメントをご用意できます。
また、被膜の無いヒータ線でも使用できるよう、絶縁仕様となっています。


耐久性の向上
ヒーター線を粘着力のある生地にサンドイッチして固着する従来方式は、生地に圧力がかかったときにヒーター線が破断してしまう場合があります。当該機では、枠に固定された生地が針の下をジグザグに動いてヒーター線を縫い止めます。 そのため、生地に圧力がかかってもステッチの間でヒーター線が逃げることができ、商品の耐久性が向上します。
チドリ縫い
チドリ縫いアタッチメントを使用して、素材を左右に振りながら縫い止めます。 6種類の止め縫いパターンがあり、さまざまな太さの素材を縫い止めます。




ヒーター線供給リング
千鳥アタッチメントの回転角度が最大720°まで対応可能になり、より複雑なパターンも縫い付け可能となりました。


ヒーター線の用途

枠
サンプル作成のための少量生産にはクリップで生地を枠に留める原反枠を、大量生産には原反生地を自動で後ろから前に送るAFC枠を選択してください。



ヒーター線供給
サンプル作成等でさまざまなヒーター線を使用する場合は、針元でヒーター線を供給しボビンの交換が簡単な標準ボビンを使用し、大量生産時には大容量のヒーター線を供給可能なヒーター線供給装置が最適です。


針接触検知装置

ヒーター線供給装置使用時に、針の被膜貫通を検知する針接触検知装置は不良率の低減に貢献します。
ヒーター線切断装置

任意の位置でヒーター線と留め糸をカットする装置で、特に多頭機での作業性が向上します。
ユーザーフレンドリーなカラーLCD操作パネル
見やすいLCD操作パネルとコントローラは、初心者にも使いやすく感覚的な操作が可能です。柄データを表示して進行状況をモニターで確認することもできます。
簡単なデータ入出力(USB/LAN)
USBメモリーを使った柄の入出力が可能です。刺繍機への柄送信機能を備えた柄作成アプリケーション”DG/ML by PULSE”を併用することで、LANポートを経由した柄の入出力も可能です。
機種 | 針数 | 本縫いハンドル頭 | 針間(W:隔頭) | 1頭当たりの刺繍範囲 (縦×横) |
---|---|---|---|---|
TLMX-101 | 1 | 1 | 800 | 800×800 |
TLMX-110 | 1 | 10 | 600 | 1,200×600 |
TLMX-T01 | 1 | 1×2 | 875 | 750×875/325 |
TLMX-T08 | 1 | 8×2 | 750 | 1,200×750/195 |
- 改良の為、予告なく仕様変更することがあります。回転数は、使用条件・機種・枠種により異なります。
- 加工する製品や使用条件により実効刺繍範囲は変わります。
- 掲載中の商品について、登録商標やデザインを無断で使用しますと問題が生ずる場合がございますのでご注意ください。
オプション

オペレーターの安全性を考慮し刺繍ヘッドに近づくと縫いの作業が停止する安全装置

給油は自動的に行われるので、生産効率の向上や省力化にも貢献