2026年6月10日~12日に東京ビッグサイトで開催された国内有数のライフスタイル総合展示会 第34回インテリアライフスタイル2026に、刺繍アートブランド 「&T(アンドティー)」 が出展しました。
本展示会は、ギフト商材から家具、服飾雑貨まで「衣・食・住」に関わるブランドが集まり、これからのライフスタイルを提案する商談見本市です。インテリア・デザイン業界の小売りバイヤー・コントラクト関係者など、多くのプロフェッショナルが来場し、新しいライフスタイルを提案する場として知られています。

&Tでは、大竹寛子氏とのコラボレーション作品10点、岡村芳樹氏とのコラボレーション作品11点に加え、新たにNEUNOA氏の作品7点、深地宏昌氏とのコラボレーション作品2点を発表、計30点を展示いたしました。

「&T」とは

人々の生活を豊かに彩る刺繍アートブランド「&T(アンドティー)」

&Tは、「世界で活躍するアーティスト」と「タジマの技術」を掛け合わせた独自のアプローチで、刺繍の新たな未来をつくる共創ブランドです。
ブランド名の「T」は、Tajima Technology(タジマの技術)を意味しています。長年にわたり培ってきた刺繍技術と、アーティストならではの感性や発想を融合させることで、これまでにない表現や価値の創出に挑戦しています。
刺繍は、立体感や光沢といった独特の質感を持ち、見る角度や光の当たり方によって表情が変化する魅力を備えています。&Tでは、そうした刺繍ならではの可能性を最大限に引き出し、アーティストとともに、刺繍の課題を超え、刺繍の未来を創ります。

 

「&T」 コラボレーションアーティスト

現代日本画家・大竹寛子さん

「&T」の初回パートナーは、現代日本画家・大竹寛子さんです。
長年研鑽を積んだ日本画の伝統的な技法を基に、箔や岩絵具を用いて新たな表右舷を展開し、国内外で高く評価されています。
日本画ならではの繊細な色彩や余白、生命感あふれる表現を、刺繍という技法でどこまで再現できるのか。アーティストの感性と、タジマが長年培ってきた刺繍技術を融合させることで、これまでにない刺繍アートの可能性に挑戦しました。
大竹 寛子さんとのコラボレーション作品
大竹寛子さんとのTAJIMAG対談記事

現代アーティスト・岡村芳樹さん

「&T」のセカンドパートナーは、現代アーティスト・岡村芳樹さんです。
岡村さんは、東京、京都、兵庫、プラハ、北海道を転々としながら生活。生活における視界から抽出された事象を等身大の大きさの中に込めることを画業の中心に捉えて創作活動を展開されています。
&Tでは、岡村さんが日常の風景や体験から得た感覚を、ステッチの種類や糸の重なり、刺繍ならではの立体感や質感によって表現しています。
岡村芳樹さんとのコラボレーション作品

デザイナー・深地宏昌さん

今回の展示会では、新たに深地宏昌さんとのコラボレーション作品「HANAITO」シリーズを初披露しました。
深地さんは、「コンピュテーショナルプロセス」と「手を動かす試行」の両方を大切にしながら、デジタルとフィジカルを掛け合わせたグラフィック表現の研究・実践を行うデザイナーです。
「HANAITO」シリーズでは、本物の花びらから染めた糸を使用しています。一輪の花は、花びらとなり、煮出されて染液となり、その染液で糸を染め、布の上で再び花の姿へと生まれ変わります。刺繍ならではの立体感と糸の光沢が、花の繊細な表情を引き立て、見る角度や光の当たり方によって異なる表情を見せる作品に仕上がりました。
深地宏昌さんとのコラボレーション作品

現代アーティスト・NEUNOA

今回の展示会では、NEUNOAさんとのコラボレーション作品も国内で初めて披露しました。
NEUNOAさんは、「表層に囚われない本質的な価値の追求」をコンセプトに、著名人をモチーフとし、その容姿を大量の絵の具で抽象化・再解釈する独自の表現を追求するアーティストです。
&Tとのコラボレーションにおいても、「表と裏」「可視と不可視」「外部と内部」が一つの像の中で結びつく構造を持つ「刺繍」を媒介として、同氏が追い続けてきた問い・テーマを表現しました。
絵画と刺繍という異なる表現でありながら、NEUNOAさんの作品コンセプトとタジマの刺繍技術が融合することで、新たな刺繍表現の可能性を形にしたコラボレーション作品となりました。
NEUNOAさんとのコラボレーション作品

人と、糸と。&T